老化の症状>【脳と老化】年をとっても向上できる機能がある!
脳の老化は、「生理的老化」と「病的老化」に分かれます。
【生理的老化】
「生理的老化」は、加齢に伴う、脳の老化ですが、
色々な体の機能の低下が始まる年齢は、40歳くらいでした。
それに比べて、脳の低下が始まる年齢は、20代後半と、
実に早く、老化現象が始まってしまいます。
脳細胞は、２０歳をすぎると、
１日に１０万個以上死滅するといわれます。
脳の老化の症状として、良くある症状はを上げてみると、
年よりの会話を聞いていると、良くわかりますが、
●同じ話しを何度も繰り返して言う。
●会話の中で、あれとか、それ、なにという言葉ばかりで、
実際の名前がなかなか出てこない。
●人や物の名前が、なかなかでてこなくなった。
●機敏な動作が出来ない。(ボタンを押すのが遅い)
●とっさの判断がおくれる。
●頑固に、ひとつの事にこだわる。(怒りっぽくなる)
●新しいことが、なかなか覚えられない。(ルールなど)
この様な症状が出始めたら、老化の始まりです。
しかし、年を取るのは悪い事、ばかりではありません。
昔、勉強した事知識、今学習によって得られる言語知識は、衰えません。
年寄りが昔の話ばかりするのは、そのせいかもしれません。
昔の事は、良く覚えているのです。
定着性している判断力も衰えません。
また、経験により
物ごとの本質を把握する能力などはこれからも向上します。
なので、日々頭を使って、脳を活性化させていれば、
脳の衰えは、阻止できるといえます。
又、脳には酸素やブドウ糖といった栄養を与えることが必要です。
【病的老化】
「病的老化」の原因としては、
脳梗塞や脳の動脈硬化が考えられますが、これらは、
成人病を患っていると、起こりやすくなります。
肥満になると、高血圧症と糖尿病を発祥しやすく、
そこから脳の病気を引き起こします。
やはり、肥満は老化促進因子の代表格です。
コレステロール値が高くなると、血液がドロドロになり
脳の血管は詰まりやすくなり、脳梗塞を引き起こしやすくなります。
これらの老化促進因子は、成長ホルモンを活性化することで、
代謝があがり、成人病を改善することが出来ます。
■クラシック音楽を聴く事でも脳の活性化は出来ます。
こちらをご覧ください。
健康に効くクラシック http://sonata.iinaa.net/
音楽療法により、お年寄り特有の障害が、軽減、改善される結果が出ています。
認知症と音楽療法
■近年になって、当帰芍薬散が老年痴呆に有効なのではないか、
という研究結果が報告され、注目されています。
代表的な牡丹・芍薬の漢方薬 (牡丹・芍薬専門HP)
■赤ワインビネガーはレスベラトロールをふくみます。
レスベラトロールは老化防止効果・がん予防効果・ボケ防止効果など、
アンチエイジング効果があります。
赤ワインビネガーの健康効果 (酢の健康・美容・万能力)
