気になる成長ホルモンの副作用について

【成長ホルモンの摂取の副作用はあるのか？】
成長ホルモンを活性化させると、代謝が良くなり、
コレステロールや肥満と言った、成人病の心配もなくなり、
見た目も、肌や髪が若いころのように美しくなり、
健康的に、美しくなる若返り方法として、
成長ホルモンの若返りホルモンとしての効果がもてはやされています。

そんな中、成長ホルモンや、その他のホルモンの
安易な使用を危惧する意見もあります。
そのいくつかをご紹介します。

成長ホルモンの使用を反対する研究者たちの意見では、
ヒト成長ホルモンの注射は、
健康な成人におけるヒト成長ホルモンの研究では、
リスクの方が、有益性を大幅に上回っている。
というものです。

成長ホルモンの使用は、
身体組成のわずかな変化と関連性を示したが、
重要な健康に関する変化は認められなかった。
という報告もあります。

また、成長ホルモンの使用者は
使用していない人に比べて、軟組織の腫脹や関節痛が多く、
血糖コントロールの不良や糖尿病のリスクも増大していた。

成長ホルモンの過剰摂取で、末端肥大症になる。
と言う報告もあります。
成長ホルモンを使用し、
6カ月後に心臓発作で死亡した例もあるといいます。

しかし、これらの報告は、
極端な使用や、過剰摂取の副作用を確認のために
異常なまでの摂取によるもので、
正常な使用では、副作用はない。とも言われています。

むしろ、がんなどに対する免疫力はUPしている。
と言う報告もあり、賛否両論で、有効性に対する回答は、
まだまだ未知といえます。

これは、あくまでも、ホルモン注射を続けた結果で、
アミノ酸などの食品をサプリメントとして
とっていたわけではありません。
健康食品や、お酢などアミノ酸を多く含む食品をとったぐらいで、
極端な、摂取量になるとは、考えられません。
あくまでも、参考として、自分自身で、摂取方法や量を決め、
健康に異常はないか、考えながら、取ることで、リスクは避けられると思います。

がんの予防については、こちらも参考にしてください。
わかりやすいがんリスクと予防方法