体をサビさせない～抗酸化物質【若返りホルモンメラトニン・グルタチオン】

【アンチエイジングのポイント2・・・体をさびさせない】

●メラトニンの抗酸化作用
メラトニンは、睡眠に影響のあるホルモンで「睡眠ホルモン」
といわれます。
体の中の夜と昼を感じ、眠気を調節する体内リズムの
調節にもかかわっています。
脳の松果体で分泌されています。

メラトニンは、アミノ酸のトリプトファンをとることにより、
ビタミンB6とともに、セロトニンを作りだし、
結果として、メラトニンが分泌されます。

セロトニンには、精神安定効果もあるので、
安眠の為には、欠かせない物質です。
また、トリプトファンは、バナナや乳製品に含まれます。

メラトニンには、睡眠効果のほかに最近注目されているは、
高い抗酸化作用と免疫力を高める効果です。

それにより抗ガン効果。進行がんの抑制効果など、
報告されています。
ほかにボケ防止効果、延命効果が期待されています。
抗老化ホルモンとも呼ばれます。

メラトニンの体内量を増やせば、若返るのではないかとも言われ
アンチエイジング゛効果が期待されています。

単純に考えれば、バナナをたくさん食べていれば、
ボケ防止になり、若返ることも可能という事でしょうか？
眠りについては、夜起きない!!ぐっすりと熟睡!
もごらんください。

アミノ酸のトリプトファンについては、こちらも参考にしてください。
アミノ酸のトリプトファンの効果
恋をすると増えるアミノ酸

●グルタチオンの抗酸化作用
グルタミン酸は、システイン、グリシンという3つのアミノ酸から出来ています。
グルタチオンは有害物質を解毒してくれる作用があり、
肝臓の機能を高めてくれる働きがあります。
お酒を飲みすぎたとき時、グルタチオンをとると、アセトアルデヒドを解毒し、
二日酔いにならずにすみます。

強い抗酸化物質としての効果もあります。
特に、シミやそばかすの原因になるメラニン色素の生成を
阻止する働きがあります。
ポリフェノール、カテキンの数倍もあるという抗酸化作用で、
肉体疲労、老化予防など若返り効果が期待されます。

しかし、グルタチオンは歳とともに減少していくので、
牛レバー、ホウレンソウ、ブロッコリーなど積極的に食べて、
補いたいものです。

グルタミン酸は消化管かせ吸収されないので、サプリメントでとっても
効果は薄く、肝臓で合成されるように、食品でしっかり補いましょう。